なぜ退職したのですか?
私が退職を決意した理由は、大きく二つあります。
一つ目は、私が理想としていた人への興味がなくなったことです。
私は、その人に憧れて入社しました。
しかし、なぜその人が魅力的なのかを知ろうとした時、その答えに辿り着きます。
それが「読書」でした。
その方は、他の人よりも圧倒的に読書をしていました。
もちろん経験も豊富でした。
しかし、私が最も驚いたのは、その経験を言葉にする力でした。
失敗も成功も、ただ体験しただけでは価値になりません。
それを整理し、言語化し、人に伝えられるからこそ価値になります。
その力の根源が読書にあると気付いた時、私の興味はその人自身から、その人が学んできたものへと移っていきました。
そして、その後に聞いたある発言をきっかけに、私はその人を追いかけることをやめました。
もう一つの理由は、「挑戦」です。
会社員として働く中で、私は組織という仕組みに違和感を抱いていました。
自分の努力や成果が、自分の意志とは関係なく分配されること。
それがどうしても納得できませんでした。
また、理系出身だったこともあり、私は次第に「自分で仕組みを作ること」に興味を持つようになります。
インターネット上に仕組みを作り、自動で動かし、時間やお金に余裕を生み出す。
そんな世界に強く惹かれていました。
ちょうどその頃、「副業」という言葉が広がり始めていました。
しかし、会社は副業禁止でした。
私にとって、それは大きな制限に感じました。
挑戦したい。
自分で仕組みを作りたい。
自分の人生を自分で決めたい。
その想いが強くなるにつれて、会社という枠組みは私にとって窮屈なものになっていきました。
そして私は退職を決意しました。
今思えば、それは会社から逃げたかったのではなく、自分の可能性に挑戦したかったのだと思います。


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