WordPressの初期設定まとめ|最初にやるべき設定一覧【初心者向け】
この記事では、**WordPressをインストールした直後に「最低限やるべき初期設定」**を、初心者の方でも迷わず進められるように、順番に整理して解説します。
初期設定といっても、すべてを完璧に行う必要はありません。
本記事では、
- 必ずやるべき設定
- 最初にやっておくと安心な設定
- 余裕があれば行う設定
の3段階に分けて、実際にサイトを運営できる状態まで進めていきます。
この記事のゴールは、
「WordPressの初期設定を終え、最初の記事を書き始められる状態になること」です。
作業時間の目安は、30分〜60分程度です。
画面を確認しながら進めても、1時間ほどあれば十分に完了できます。
なお、この記事は、
- ConoHa WINGなどでサーバー契約が完了している
- WordPressにログインできる状態になっている
という前提で進めています。
ここまで終われば、サイトの土台は完成します。
それでは、まず最初に、WordPressの初期設定の全体像から確認していきましょう。
WordPress初期設定の全体像
WordPressの初期設定とは、記事を書き始める前に「URL・安全性・見た目・運用」の土台を整える作業です。
この段階で必要な設定をしておくことで、
- 記事のURLが正しく作られる
- サイトが安全に表示される
- デザインや構造が整う
- 後からの修正作業が減る
といったメリットがあります。
逆に、初期設定を行わずに記事を書き始めてしまうと、あとからURLを変更できなかったり、設定の修正に手間がかかったりすることがあります。
そのため、最初に一度だけ、基本の設定を整えておくことが大切です。
初期設定は3段階で考えると分かりやすい
WordPressの設定は数が多く見えますが、実際には次の3段階に分けて考えるとシンプルです。
- 必ずやる設定(最優先)
- 最低限やっておきたい設定
- 余裕があればやる設定
この記事では、この順番で解説していきます。
初期設定チェックリスト(全体像)
まずは、この記事で行う設定を一覧で確認しておきましょう。
必ずやる設定(最優先)
- パーマリンクの設定
- SSL(https)の確認
- テーマの有効化
この3つが終われば、記事を書き始めても問題ありません。
最低限やっておきたい設定
- サイトタイトルの設定
- 不要な初期プラグインの削除
- サンプル投稿の削除
- WordPress本体・テーマ・プラグインの更新
ここまで整えると、安心してサイトを運用できる状態になります。
余裕があればやる設定
- お問い合わせページの作成
- プライバシーポリシーの作成
- アクセス解析の導入
これらは後からでも問題ありませんが、サイトを育てていく中で必要になってきます。
このように、WordPressの初期設定は一度にすべてを覚える必要はありません。
まずは「必ずやる設定」から順番に進めていきましょう。
まず最初に:この記事でやることチェックリスト
この記事では、WordPressを使い始める前に行っておきたい初期設定を、段階ごとのチェックリストとしてまとめています。
まずは全体像を確認しておきましょう。
必ずやる設定(最優先)
- パーマリンクの設定
- SSL(https)の確認
- テーマの有効化
- サイトタイトルとキャッチフレーズの設定
最低限やっておきたい設定
- 不要な初期プラグインの削除
- サンプル投稿の削除
- カテゴリーの初期設定
- ニックネーム(表示名)の設定
- コメント機能の設定
- WordPress本体・テーマ・プラグインの更新
- 初期固定ページの確認
- 管理画面の基本設定の確認
余裕があればやる設定
- お問い合わせページの作成
- プライバシーポリシーの作成
- サイトマップの作成
- アクセス解析(Analytics)の導入
- サーチコンソールの設定
- プロフィールページの作成
上から順番に進めていけば、WordPressの初期設定は問題なく完了します。
それでは、まず「必ずやる設定」から進めていきましょう。
【必須】記事を書く前に必ずやる4つの初期設定
まず最初に、記事を書く前に必ず行っておくべき設定を解説します。
これらを最初に行う理由は明確です。
- 後から直すと手間が増える
- URLやSEOに影響する可能性がある
- 安全性や表示に関わる
特に、パーマリンクやURLは、記事を書いた後に変更すると影響が大きいため、最初に設定しておくことが重要です。
ここでは、最低限必要な4つの設定を順番に確認していきます。
1. サイトURL(サイトアドレス)を確認する
まず、正しいドメインでサイトが表示されているかを確認します。
目的はシンプルです。
独自ドメインで正しく運用できているかの確認です。
よくあるミス(重要)
次の2つは初心者によくある状態です。
- 初期ドメインのまま運用してしまう
- URLに「/wp」や「/blog」が付いたままになっている
どちらも、記事を書き始める前であれば修正は比較的簡単です。
しかし、記事を書いた後に変更すると、URLの変更や再設定が必要になることがあります。
そのため、
記事を書き始める前なら、やり直しを検討するのが安全です。
ConoHaを使っている場合
ConoHa WINGを利用している場合は、
- 独自ドメインが正しく紐づいているか
- WordPressがそのドメインにインストールされているか
を確認してください。
具体的な確認方法は、別の記事で詳しく解説しています。
→(ドメイン設定の確認方法への内部リンク)
2. パーマリンクを「投稿名」に設定する
パーマリンクとは、各記事のURLの形を決める設定です。
この設定は、最初に必ず行っておく必要があります。
理由は明確です。
パーマリンクを後から変更すると、
- 記事URLが変わる
- 検索エンジンの評価に影響する
- 外部リンクが無効になる可能性がある
といった問題が起きるためです。
設定手順(簡単)
- 管理画面で「設定」を開く
- 「パーマリンク」をクリック
- 「投稿名」を選択
- 変更を保存
これで完了です。
補足:記事ごとのURLについて
記事ごとのURL(スラッグ)は、英数字で設定するのがおすすめです。
理由はシンプルで、
- URLが短くなる
- 文字化けしない
- 見た目が分かりやすい
というメリットがあります。
3. テーマを決めて有効化する
次に、WordPressのテーマを有効化します。
テーマは、サイトのデザインやレイアウトの土台になります。
後から変更することもできますが、テーマによってはレイアウトが崩れたり、調整が必要になることがあります。
そのため、最初の段階で一度決めておくのがおすすめです。
設定手順
- 管理画面で「外観」→「テーマ」
- 「新規追加」をクリック
- テーマをインストール
- 「有効化」
これで反映されます。
初心者向けテーマの選び方(重要)
初心者の場合は、次の条件を満たすテーマを選ぶと安心です。
- 日本語の情報が多い
- 定期的に更新されている
- 表示が軽く、シンプル
細かい比較は別の記事で解説しています。
→(テーマの選び方への内部リンク)
SWELLを使っている場合
すでにSWELLを使用している場合は、
- 子テーマを使用しているか
- 初期設定が完了しているか
だけ確認しておけば問題ありません。
詳しい設定方法は別記事で解説しています。
→(SWELL初期設定の記事への内部リンク)
4. SSL(https)を確認する
SSL(https)とは、通信を暗号化して安全にする仕組みです。
SSLが有効になっているかは、次の方法で確認できます。
確認方法
- URLが「https://」で始まっている
- ブラウザに鍵マークが表示されている
これが確認できれば問題ありません。
反映に時間がかかることがある
SSLは、設定後すぐに反映されない場合があります。
通常は、10分〜60分程度で反映されます。
反映待ちの状態であれば、しばらく待てば大丈夫です。
ConoHaを使っている場合
ConoHa WINGでは、基本的にSSLは自動で設定されます。
もし反映されていない場合は、
- 管理画面の独自SSL設定を確認
- 反映待ちの状態か確認
を行ってください。
詳しい確認方法は別記事で解説しています。
→(ConoHaのSSL確認方法への内部リンク)
ここまで完了すれば、記事を書き始めても問題ない状態です。
次に、「最低限やっておきたい初期設定」を進めていきましょう。
【最低限】最初にやっておくとラクになる8つの設定
ここからは、必須ではないが、最初にやっておくと運営がラクになる設定を紹介します。
最初からすべてを完璧にする必要はありません。
ここで紹介する内容は、できるところから順番に進めればOKです。
それでは、テンポよく進めていきましょう。
5. サイトタイトルとキャッチフレーズを設定する
サイトタイトルは、次の場所に表示されます。
- 検索結果
- ブラウザのタブ
- テーマによってはヘッダー部分
まだ決まっていない場合は、仮のタイトルでも問題ありません。後から変更できます。
設定手順
- 「設定」→「一般」
- サイトタイトルとキャッチフレーズを入力
- 保存
6. 「未分類」カテゴリーを変更する
WordPressには最初から「未分類」というカテゴリーがありますが、そのまま使うのはおすすめしません。
理由はシンプルです。
- 記事の整理がしづらい
- 後から変更すると手間が増える
設定手順
- 「投稿」→「カテゴリー」
- 「未分類」を編集
- 名前とスラッグを変更
スラッグは英数字にするのがおすすめです。
サイト設計を考えている場合は、最初にカテゴリー構成を軽く決めておくと運営が楽になります。
→(カテゴリー設計の解説記事への内部リンク)
7. 不要な初期投稿・固定ページを削除する
WordPressには最初からサンプルの投稿やページが入っています。
代表的なものは次の2つです。
- Hello world(投稿)
- サンプルページ(固定ページ)
削除手順
- 投稿一覧または固定ページ一覧から「ゴミ箱」へ移動
削除しても、必要であれば後から作り直せるので安心してください。
8. 投稿者名(表示名)をニックネームに変更する
初期状態では、投稿者名にログインユーザー名が表示されることがあります。
これは、
- セキュリティ上あまり望ましくない
- 見た目としても不自然
という理由から、変更しておくのがおすすめです。
設定手順
- 「ユーザー」→「プロフィール」
- ニックネームを入力
- 表示名をニックネームに変更
- 保存
9. コメント機能をオフにする(必要なら)
WordPressは初期状態でコメントが許可されています。
しかし、初期段階では
- スパムコメントが届きやすい
- 管理の手間が増える
ということがあるため、オフにしておく人も多いです。
設定手順
- 「設定」→「ディスカッション」
- コメント許可のチェックを外す
- 保存
必要になれば、後からオンにできます。
10. 本体・テーマ・プラグインを更新する
更新には、主に次の目的があります。
- セキュリティ対策
- 不具合の修正
- 機能の改善
更新手順
- 「ダッシュボード」→「更新」
- 更新できるものを実行
可能であれば、更新前にバックアップを取ると安心です。
→(バックアップ方法の記事への内部リンク)
11. プラグインは「最小限」から始める
プラグインは便利ですが、入れすぎると
- サイトが重くなる
- 不具合の原因になる
ことがあります。
最初は次のようなカテゴリのものを検討すれば十分です。
- バックアップ
- セキュリティ
- SEO(必要に応じて)
おすすめのプラグインは別記事でまとめています。
→(おすすめプラグインの記事への内部リンク)
12. 文字化け対策(必要な環境のみ)
環境によっては、日本語の文字化けや文字数カウントの不具合が起きることがあります。
ただし、最近の環境では問題が出ないことも多いため、不具合が出た場合のみ対応すれば大丈夫です。
もし、
- 文字数カウントがおかしい
- 日本語が正常に処理されない
といった症状が出た場合は、この設定を確認してください。
詳しい対処方法は別記事で解説しています。
→(文字化け対策の記事への内部リンク)
ここまで終われば、WordPressの基本的な環境は整っています。
次に、余裕があればやっておきたい設定を確認していきましょう。
【余裕があれば】後からでもいいが重要な設定6つ
ここから紹介する内容は、今すぐ必須ではありません。
しかし、サイトを運営していく中で必ず役に立つ設定です。
時間に余裕があるときに、順番に整えていきましょう。
それぞれの設定は、「なぜ必要か」だけを簡単に説明します。
具体的な手順は、別記事で詳しく解説しています。
13. お問い合わせフォームを作る
お問い合わせフォームは、次の役割を持ちます。
- 読者からの連絡窓口になる
- サイトの信頼性が上がる
- 将来的に審査(広告など)で必要になることがある
本格的にサイトを運営する場合は、早めに設置しておくと安心です。
→(お問い合わせフォームの作り方への内部リンク)
14. プライバシーポリシー・免責事項を用意する
サイトを運営する上で、次の内容を明記しておくと安心です。
- 個人情報の扱い
- 広告や外部リンクについて
- 情報の利用に関する注意事項
アクセス解析や広告を導入する場合は、ほぼ必須になります。
→(プライバシーポリシーの雛形記事への内部リンク)
15. プロフィールを整える
プロフィールは、読者にとっての安心材料になります。
最低限、次の内容があれば十分です。
- どんな人が運営しているか
- 何について書いているサイトか
- 連絡方法
顔出しや本名は必須ではありません。
シンプルなプロフィールでも、信頼感は大きく変わります。
→(プロフィールの作り方への内部リンク)
16. サイトマップを用意する
サイトマップを用意すると、
- 検索エンジンがサイト構造を理解しやすくなる
- 読者が記事を探しやすくなる
というメリットがあります。
設定自体は難しくありませんが、手順が少しあるため、別記事で詳しく解説しています。
→(サイトマップ作成方法への内部リンク)
17. アクセス解析・Search Consoleを入れる
サイトを運営するうえで重要なのが、実際のデータを確認することです。
例えば、
- どの記事が読まれているか
- どんな検索から訪問されているか
を把握できるようになります。
最初は見なくても問題ありませんが、記事が増えてきたら必ず役立ちます。
→(アクセス解析の設定方法への内部リンク)
→(Search Consoleの設定方法への内部リンク)
18. バックアップの方針を決める
サイト運営では、万が一に備えてバックアップを確認しておくことが大切です。
最低限、次の2点を確認しておきましょう。
- 自動バックアップがあるか
- 復元方法を把握しているか
ConoHa WINGの場合は、自動バックアップ機能が標準で用意されています。
ただし、復元の方法や条件は事前に確認しておくと安心です。
→(バックアップの確認方法への内部リンク)
ここまで整えれば、WordPressの初期設定は十分です。
次の章では、初期設定を終えたあとにやるべきことを確認していきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. どこまで設定すれば記事を書き始めていいですか?
結論:必須の4つが終われば、記事を書き始めて問題ありません。
具体的には次の4つです。
- サイトURLの確認
- パーマリンク設定
- テーマの有効化
- SSLの確認
余裕があれば、サイトタイトルや不要投稿の削除まで進めておくと、よりスムーズに運営できます。
Q. パーマリンクは後から変更しても大丈夫ですか?
原則として、記事を書き始める前に設定するべきです。
理由は、後から変更すると
- すべての記事のURLが変わる
- 検索評価やリンクに影響が出る
可能性があるためです。
そのため、最初の段階で「投稿名」に設定しておくのが安全です。
Q. SSLが https になりません。どうすればいいですか?
まずは時間を置いて確認してください。
SSLは反映まで10分〜60分程度かかることがあります。
それでも反映されない場合は、
- サーバー側でSSLが有効になっているか
- ドメイン設定が正しいか
を確認します。
ConoHa WINGの場合は、基本的に自動でSSLが有効になるため、反映待ちで解決するケースが多いです。
Q. プラグインは最初に何個くらい入れるべきですか?
最初は「必要最低限」で十分です。
目安は次の3種類です。
- バックアップ
- セキュリティ
- SEO(必要に応じて)
プラグインは入れすぎると不具合の原因になるため、必要になったものだけ追加するのが基本です。
次の章では、ここまでの内容を整理し、初期設定のゴールを確認していきます。
まとめ:初期設定が終われば「最初の記事」を書いてOK
ここまでの設定が完了していれば、WordPressサイトの土台はすでに完成しています。
- URLの設定
- パーマリンク
- テーマ
- SSL
- 最低限の基本設定
これらが整っていれば、運営を始める準備は十分です。
重要なのは、最初から完璧を目指す必要はないということです。
WordPressは後からいくらでも修正や改善ができます。
実際、多くのサイトは「記事を書きながら整えていく」形で成長していきます。
むしろ、設定に時間をかけすぎて記事を書き始められない状態が、最ももったいない状態です。
次にやること(ここからがスタートです)
次のステップは、この2つです。
- 最初の記事を書いてみる
- 記事を書くときの型(テンプレート)を覚える
この2つを理解すれば、記事作成のハードルが一気に下がり、継続しやすくなります。
- 最初の記事の書き方
- 読まれる記事の基本構成(テンプレート)
については、次の記事で具体的に解説しています。
ここまで進めたあなたは、すでに「書き始められる状態」にいます。
まずは1本、短くても構わないので記事を書いてみましょう。
次にやること
WordPressの初期設定が終わったら、次のステップに進みましょう。
ここからが、実際にサイトを育てていく段階です。
まずは次の3つを順番に進めると、無理なく運営をスタートできます。
1. 最初の記事を書いてみる
設定が終わっても、記事を書かなければサイトは成長しません。
まずは1本、短くてもいいので記事を書いて公開してみましょう。
最初の記事では、次のような内容がおすすめです。
- サイトを作った理由
- これから発信していく内容
- 自己紹介や方向性
書き方や具体的な手順については、次の記事で解説しています。
→ 最初の記事の書き方(内部リンク)
2. カテゴリー設計を考える(個人サイト向け)
記事を書き始める前、または数記事書いた段階で、
カテゴリーの設計を考えておくと、後の運営が非常に楽になります。
カテゴリーは「サイトの設計図」のようなものです。
たとえば個人サイトであれば、
- ブログ運営
- サイト制作
- 実践記録
- ノウハウ
のように、大きなテーマごとに整理していく形になります。
具体的な考え方や作り方は、こちらで詳しく解説しています。
→ カテゴリー設計(個人サイト)の考え方(内部リンク)
3. ConoHa WINGの基本運用を理解しておく
WordPressは記事を書くことが中心ですが、
サーバーの基本的な運用も最低限知っておくと安心です。
特に重要なのは次の3つです。
- バックアップの仕組みを理解する
- SSLの状態を確認できるようにする
- 表示速度の基本(キャッシュなど)を知る
これらは、トラブル時の復旧やサイトの安定運用に直結します。
詳しい内容は次の記事で解説しています。
→ ConoHa WINGの運用で知っておきたい設定(バックアップ・SSL・高速化)(内部リンク)
ここまで進めれば、サイト運営の基本的な流れが一通り見えてきます。
あとは 記事を書きながら改善していく だけです。
最初は完璧でなくて構いません。
1記事、1記事と積み上げていくことが、結果的に一番早い成長につながります。
